環境省は、オフセット・クレジット(J-VER)制度における対象プロジェクト種類として、以下の7種類を追加したと発表した。1)フリークーリング及び外気導入による空調の省エネルギー、2)アイロン装置の更新、3)小水力発電による系統電力代替、4)コジェネレーション設備の導入、5)ファン、ポンプ類の換装またはインバーター制御、台数制御機器の導入、6)廃棄物由来のバイオガスによる熱および電力供給のための化石燃料代替、7)ヒートポンプの導入。J-VER制度は、国内のプロジェクトで実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を、自主的なカーボン・オフセット用のクレジットとして認証する制度。上記7種類の方法論は、平成22年3月から8月にかけて開催された方法論パネルで技術的事項の審議を終了していたが、温室効果ガス排出削減量の算定に用いる電力事業者から供給される電力のCO2排出係数の考え方が、同年8月17日に開催された第17回認証運営委員会において整理されたため、今般、これらの方法論を公表することとなった。これにより、同制度の対象プロジェクトは合計23種類となった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コージェネレーション | ヒートポンプ | CO2 | 環境省 | 温室効果ガス | バイオガス | カーボン・オフセット | オフセット・クレジット | J-VER | 小水力発電 |
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