高知県は、カシオ電子工業(株)とのオフセット・クレジット(J-VER)売買契約を、平成23年6月13日付けで締結すると発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。2009年3月に、同制度に基づく第1号案件として、高知県におけるセメント工場のボイラー燃料について、化石燃料から未利用林地残材に転換するプロジェクトによる温室効果ガス排出削減量が認証され、J-VERが発行された。同県は今回、このうち3t-CO2のクレジットを販売する。同クレジットは、平成22年4月から平成23年3月までに同県内で販売された、同社ページプリンター用の回収協力トナーを対象に、それを使用して印刷する際の電力消費に伴う二酸化炭素排出量のオフセットに活用されるという。
情報源 |
高知県 記者室配布資料
気候変動対策認証センター J-VER審査結果概要(木質資源エネルギー活用事業B) |
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機関 | 高知県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 環境省 | 温室効果ガス | バイオマス | カーボン・オフセット | オフセット・クレジット | J-VER | 高知県 | プリンター | カシオ電子工業 |
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