経済産業省と国土交通省は、地球温暖化・エネルギー関係での連携強化に向けた中間とりまとめを公表した。両省はこれまで、地球温暖化・エネルギー関連施策での連携強化に合意し、担当部局間で具体的検討を進めてきた。今回、平成21年12月25日に開催された第2回合同ワーキングチームにおいて、短期的取組と中長期的取組を整理した中間とりまとめを行い、その結果を公表した。同とりまとめでは、1)自動車交通部門における、自動車単体対策(燃費向上等)及び周辺環境の整備(充電施設の整備等)、2)物流部門における、「グリーン物流パートナーシップ会議」の取組みの拡充等、3)民生部門における、住宅・建築物の省エネ化の一層の普及促進・基準強化、4)建設部門における、ハイブリッド建設機械等の普及、5)エコタウン・スマートコミュニティ部門における、市街地整備と一体となったエネルギーの面的利用の促進等を掲げている。