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 JICA、インドのクリーンエネルギーファイナンスを支援

発表日:2021.03.25


  国際協力機構(JICA)は、インドの金融機関Tata Cleantech Capital Limited(TCCL社)の気候変動対策事業向け貸付資金として100億円を融資すると発表した。TCCL社はインドのタタ・グループと世界銀行グループの共同出資によって設立された金融機関で、気候変動対策融資とアドバイザリー業務に特化し、世界のクリーンエネルギーファイナンスを先導するGREEN BANK NETWORKに加入している。これまで累計で980万kW超の太陽光・風力発電事業への融資を行い、約1,510万トンのCO2排出量削減に貢献しており、TCCL社の貸付制度は資金使途を環境に配慮した事業への用途に限定した「グリーンローン」原則に沿ったものとなっている。世界第3位のGHG排出国・インドに対する気候変動対策分野の継続的な支援を視野に入れ、「海外投融資」業務の対象案件と見なし、三井住友銀行と協調融資するという。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構 GREEN BANK NETWORK Tata Cleantech Capital Limited
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | 太陽光発電 | 世界銀行 | 国際協力機構 | グリーンローン | Tata Cleantech Capital Limited | タタ・グループ | クリーンエネルギーファイナンス | GREEN BANK NETWORK | GHG排出国
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