気象庁は、2021年4月のエルニーニョ監視速報を発表した。同庁は、エルニーニョ(ラニャーニャ)現象などの熱帯域の海洋変動を監視するとともに、毎月1回、当該月の実況および次月以降の見通しを「エルニーニョ監視速報」として発表している。今回の発表によると、昨年夏から続いているラニーニャ現象は終息に近づいている。太平洋赤道域の西部から中部には海洋表層を東進する暖水が見られ、今後も暖水が東進して、東部の海面水温が平年より低い状態は解消していくと考えられる。エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、ラニーニャ現象は春の間に終息する可能性が高く、夏から秋にかけては平常の状態である可能性が高いと見込んでいという。
情報源 |
気象庁 新着情報
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機関 | 気象庁 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 気象庁 | 太平洋 | エルニーニョ現象 | 海面水温 | ラニーニャ現象 | 海洋表層 | 熱帯域 | 海洋変動 | エルニーニョ予測モデル | 暖水 |
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