新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と丸紅(株)は、タイ発電公社(EGAT:Electricity Generating Authority of Thailand)の火力発電所において、2021年3月から、AI・ビッグデータ解析といった高度なデジタル・ソリューションを活用し、ボイラー効率化を始めとする熱効率の最適化と、ボイラーなどの機器異常を予兆検知するシステムなどの導入に向けた実証運転を開始した。今回の実証は、NEDOとタイのエネルギー省の間で2020年に取り交わされた協力合意書(LOI)に基づき、丸紅(株)とEGATが進めてきた詳細設計やさまざまなソリューション開発成果の導入に向けて実施されるもの。実証運転を通じて発電所全体の熱効率改善や発電設備の信頼性向上を進め、燃料消費を改善することで温室効果ガス排出量の削減を目指すと同時に、二国間クレジット制度(JCM)を活用し、温室効果ガス排出削減効果の定量化と情報発信も行うという。
情報源 |
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
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機関 | (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 丸紅(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | JCM | 二国間クレジット制度 | AI | ビッグデータ解析 | デジタル・ソリューション | タイ発電公社 | EGAT | 熱効率改善 | 信頼性向上 | 温室効果ガス排出削減効果 |
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