国土交通省は、環境省と連携して実施する、球磨川(=くまがわ、熊本県)の「新たな流水型ダム」の環境影響評価の概要を紹介した。球磨川は、令和2年7月豪雨で甚大な被害が発生し、令和3年3月には「流域治水プロジェクト」が策定され、「新たな流水型ダム」について令和3年度より本格的に調査・検討を開始していた。同省九州地方整備局が行う同ダムの環境影響評価については、熊本県知事からの「法に基づく環境アセスメント、あるいは、それと同等の環境アセスメント」という要望もあり、これまで実施してきたダム関連の工事等による現地の状況を考慮し、環境影響評価法に基づくものと同等の環境影響評価を実施することとした。具体的には、環境影響評価法等に基づくものと同様に環境影響評価項目を設定して、環境影響の調査・予測・評価を行うとしており、環境影響評価の各段階で熊本県知事、市町村長等の意見を聴くとともに、国土交通大臣から環境大臣に意見を求めるとしている。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 環境省 |
分野 |
自然環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 国土交通省 | 環境大臣 | 環境影響評価 | 熊本県 | 環境アセスメント | 令和2年7月豪雨 | 球磨川 | 流域治水プロジェクト | 流水型ダム |
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