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 佐渡トキ保護センター、22歳“優優”のペアからヒナが孵化したと発表

発表日:2021.06.01


  新潟県・佐渡トキ保護センターは、トキ・優優(ユウユウ)のペアからヒナの巣立ちが確認され、国内の飼育下での孵化・巣立ちとして最高齢を更新したと発表した。優優は、1999年に中国からやってきた「友友(ヨウヨウ)」と「洋洋(ヤンヤン)」の第一子(オス)で、現在は22歳になる。今シーズン、7歳のメスとの間で5個の卵を産み、2021年4月24日と26日に2羽が自然孵化し、親が給餌する姿が見られてた。ヒナは、1週間程前から巣内を頻繁に歩いたり、羽をばたつかせる行動が見られ、経過を注視していたところ、6月1日に1羽のヒナが巣から近くの止まり木に出た様子を確認した。22歳でヒナが孵化・巣立ちをするのは、4年前に優優の親(友友)が21歳でヒナを巣立たせた最高齢の記録を更新したかたちとなるという。

情報源 新潟県 報道資料(PDF)
機関 新潟県 佐渡トキ保護センター
分野 自然環境
キーワード トキ | 新潟県 | 繁殖 | 佐渡トキ保護センター | 自然孵化 | 優優 | 孵化 | 巣立ち
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