堺市は、アスベスト含有建築物等対策チームの設置を発表した(設置日:令和3年9月10日)。同市では、平成28年の北部地域整備事務所のアスベスト飛散事故以降、平成29年に堺市アスベスト対策推進本部を設置し、同市のアスベスト対策を推進してきた。今回、東雲公園予定地内建築物からのアスベスト検出事案が発生したことから、対策が困難な特定の事案に対する対策手法を検討する、臨時の対策チームを設置した。対策チームは、環境共生課参事などにより構成されており、施設管理部署への技術的なサポートを行い、市有建築物等においてアスベスト飛散を未然に防止し、対策を適切に行うとしている。今後、市有建築物等において同様のアスベスト検出事案が発生した場合、速やかに臨時の対策チームを設置し対応していくという。