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 国土交通省、国家機関の建築物等における吹付けアスベスト等の使用実態に関する調査(フォローアップ)結果を公表

発表日:2011.07.29


  国土交通省は、国家機関の建築物に使用されている吹付けアスベスト等の使用実態調査(フォローアップ)の結果を公表した。同省では、平成17年度から同調査を実施しており、今回は、そのフォローアップとして、平成23年3月31日時点の調査結果をとりまとめた。公表結果によると、調査対象となった82,197棟のうち、吹付けアスベスト等が使用されている件数は470棟(0.57%)で、そのうち封じ込め等の飛散防止対策を実施済みの件数が411棟(0.50%)、未対策の件数が59棟(0.07%)であった。また、吹付アスベスト等を使用している可能性があるが含有量が未調査な件数は88棟(0.11%)であった。前回(平成22年3月31日時点)の調査結果と比較すると、未調査の件数は、494棟から88棟に減少。また、吹付けアスベスト等が使用されている件数は463棟から470棟へと微増したが、未対策の件数は、68棟から59棟へと減少した。同省では、各機関が必要な措置を適切に講ずるよう、今後も保全指導・支援及び情報提供を行うという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 国土交通省 | 建築物 | 石綿 | アスベスト | 実態調査 | 飛散防止 | 国家機関 | 吹付け
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