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 神戸市、つめかえパックを回収・リサイクルするプロジェクトを開始

  神戸市は、16社と協力して、リサイクル・プロジェクト「神戸プラスチックネクスト～みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル～」をスタートさせる。このプロジェクトでは、市内75店舗に回収ボックスを設置、洗剤やシャンプーなど使用済みの日用品のつめかえパックを分別回収して再びつめかえパックに戻す「水平リサイクル」を目指す。具体的なスキームとしては、ウエルシア薬局（株）や生活協同組合コープこうべ等小売4社の店舗で、日用品のつめかえパック（フィルム容器）を回収し、アミタ（株）や大栄環境（株）で再資源化し、サラヤ（株）や花王（株）などメーカー10社で再びつめかえパックとして使用する。神戸市は、初年度5トン/年（将来目標10トン/年）の回収を目指し、市民への広報・啓発や回収実績等の情報を発信する。2022年4月には、プラスチックの回収・リサイクルにおいて自治体と企業などの連携による自主的な取組みが柱の一つとなる「プラスチック資源循環促進法」が施行される。この半年前となる2021年10月にこのプロジェクトを開始することは、自治体と製造・販売・回収・再生に関わる複数の企業等が競合の垣根を超えて協働で「水平リサイクル」を目指す、全国に先駆けた試みであるという。

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