東京都とレコテック(株)は、廃プラスチックのリサイクルチェーン構築実証事業を開始したと発表した。都では、使い捨てプラスチックの大幅なリデュース・リユースや、バージン資源と同等の樹脂に戻す水平リサイクルの実装化を推進するため、商業施設から発生するきれいなプラスチックの効率的回収・リサイクル事業「POOL PROJECT TOKYO」を選定した。一方、レコテックは、資源循環プラットフォームを活用したトレーサビリティの確保に必要な要件や、更なるリサイクルチェーンの効率化手法を確認し、2021年11月には、プラスチック資源を持続的に循環させるために必要な、「品質」「コスト」「調達量」「トレーサビリティ」の情報を安定的に提供する資源循環プラットフォーム「POOL」をローンチしていた。今回、同事業では、「POOL」を活用したリサイクルプロセスのコスト削減効果やCO2排出量削減効果を見える化し、プラットフォームに参画する各企業への還元を通したインセンティブの強化を進めるとしている。レコテックは「POOL PROJECT TOKYO」を足がかりに、回収拠点を全国へ拡大し、ベトナムなどアジアへの事業展開も視野に、2023年に年間約2万トンの廃プラスチックを回収し高度リサイクルする体制を目指すとしている。
情報源 |
東京都 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 東京都 レコテック(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 東京都 | 廃プラスチック | インセンティブ | リサイクルプロセス | 使い捨てプラスチック | 水平リサイクル | レコテック | POOL PROJECT TOKYO | 資源循環プラットフォーム |
関連ニュース |
|