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 仙台市と伊藤園など、ペットボトルの水平リサイクル推進で連携

発表日:2021.10.12


  宮城県仙台市、(株)伊藤園およびティーエムパック(株)は、ペットボトルの水平リサイクルによる資源循環の推進に関する連携協定を、令和3年10月20日に締結した。水平リサイクルは、使用済み製品を同一種類の製品へとリサイクルすることで、資源を繰り返し利用できるため、「質」の高いリサイクルとされている。今回の協定により、3者は協力してペットボトルの水平リサイクルに取り組む。具体的には、同市が収集した使用済みのペットボトルを、伊藤園が指定するリサイクル業者へ売却・新たなペットボトルへと水平リサイクルし、再生したペットボトルを用いてティーエムパックの工場で再びペットボトル飲料を製造・東北各地へ出荷する。市は、伊藤園に対し年間2千トンの使用済みペットボトルを引き渡し、それにより約1億本の再生ペットボトルに水平リサイクルされる予定。令和4年度より事業を開始し、地域内でのプラスチック資源循環を「見える化」するため、市内へ出荷される一部商品のラベルに、今回の取組内容を掲載する。同市は、循環型社会の形成に向けた取組みの一環として、水平リサイクルを推進していくという。

情報源 仙台市 記者発表資料
機関 仙台市 (株)伊藤園 ティーエムパック(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ペットボトル | プラスチック | 資源循環 | 普及啓発 | 仙台市 | 伊藤園 | 水平リサイクル | ティーエムパック | 再生ペットボトル
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