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 神奈川県、「地域電力供給システム整備事業」の採択決定を発表

発表日:2021.10.13


  神奈川県は、「地域電力供給システム整備事業」の採択事業を決定した。同県は、「かながわスマートエネルギー計画」を策定し、火力発電等の「集中型電源」から、太陽光発電等の「分散型電源」への転換を図り、エネルギーの地産地消を目指して取り組んでいる。取組の一環として、「エネルギーを地産地消するスマートコミュニティの形成」に向け、小売電気事業者が県内の太陽光発電設備等の分散型電源から電力を調達し、地域に供給する事業を支援する地域電力供給システム整備事業について、令和3年4月23日から7月23日まで公募行い、代表事業者グリーンピープルズパワー(株)を採択した。採択事業の概要については、1)電力の調達(地産)については、同社が、市民出資の手法で調達した資金を用いて、共同実施事業者の社会福祉法人愛成会が運営する特別養護老人ホーム愛成苑(横浜市)に、太陽光発電設備及び蓄電池を設置する。2)電力の供給(地消)については、太陽光発電設備等を設置した愛成苑で、発電した電力を自家消費し、同社が、小売電気事業者として、愛成苑における余剰電力を県内の需要家へ供給。3)地域貢献の取組等については、愛成苑に設置した蓄電池を、福祉避難所としての機能維持や、地域の方々への非常用コンセントの開放に活用するとしている。

情報源 神奈川県 記者発表資料
機関 神奈川県
分野 環境総合
キーワード 蓄電池 | 神奈川県 | 横浜市 | 分散型電源 | かながわスマートエネルギー計画 | 地域電力供給システム整備事業 | 福祉避難所 | 集中型電源 | グリーンピープルズパワー | 特別養護老人ホーム
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