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 環境省、中ノ森山風力発電事業「環境影響評価準備書」に対する大臣意見を提出

発表日:2022.01.21


  環境省は、「(仮称)中ノ森山風力発電事業環境影響評価準備書」に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。同事業は、中ノ森山風力合同会社が、福島県双葉郡(浪江町および葛尾村)において3,200kW級の風力発電9基(最大24,000kW)を設置するもの。今回の環境大臣意見では、1)環境影響の程度や環境保全措置の内容等について地方公共団体等や地域住民等へ説明するとともに、意見聴取等の機会を十分に確保した上で事業を進めること、2) 対象事業実施区域の一部は、「原子力災害対策特別措置法」に基づく帰還困難区域であり、事業の実施に当たっては工事等による放射性物質の飛散・流出に注意すること等を求めている。今後、事業者は、環境大臣の意見及び関係地方公共団体の長の意見を受けた経済産業大臣勧告等を踏まえ、法に基づく環境影響評価書の作成等の手続が求められる。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 放射性物質 | 浪江町 | 環境大臣意見 | 葛尾村 | 帰還困難区域 | 環境影響評価書 | 環境影響評価準備書 | 地域住民 | 中ノ森山風力発電事業 | 意見聴取
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