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 環境省、白石越河風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する大臣意見を提出

  環境省は、「（仮称）白石越河風力発電事業環境影響評価準備書」に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。同事業は、合同会社白石越河風力が、宮城県白石市において最大出力38,400kWの風力発電所を設置するもの。今回の環境大臣意見では、1)対象事業実施区域の一部がクマタカの採食や主要な飛行ルート等を行う場所（高利用域）となっていることから、風力発電設備の配置の変更等の環境保全措置を適切に実施すること、2)切土量及び盛土量を可能な限り少量化する等により、土地の改変に伴う水環境、植物、生態系等への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。今後、事業者は、環境大臣の意見及び関係地方公共団体の長の意見を受けた経済産業大臣勧告等を踏まえ、法に基づく環境影響評価書の作成等の手続が求められる。