環境省は、第3回目となる「日本・タイ環境政策対話」の結果を公表した。日本国環境省とタイ王国天然資源環境省は、包括的な環境協力を進めていくため、平成30年に「日本国環境省とタイ王国天然資源環境省の間の環境協力に関する協力覚書」を署名し、同時に「第1回日本・タイ環境政策対話」を開催していた。その後、2020年1月にバンコクにて、日本・タイ環境ウィークの一環として「第2回日本・タイ環境政策対話」を開催。今回は、令和4年5月19日に大臣級会合、翌20日に局長級会合を行い、タイのカーボンニュートラルとネットゼロエミッションの目標達成を支援することなど二国間環境協力を一層推進することで合意した。具体的には、『気候変動』分野で「温室効果ガス排出削減シナリオ分析に関する専門知識の他国への移転 (AIM)」「温室効果ガス排出量の測定・報告・検証(MRV)に関する能力構築と政策支援(PaSTI)」「バンコクのカーボンニュートラル達成に向けた支援」などを行うほか、『大気環境』『海洋プラスチックごみ・廃棄物管理』『水質管理』の分野についても議論を行い、協力や対話を継続することを確認した。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 気候変動 | カーボンニュートラル | バンコク | MRV | PaSTI | 海洋プラスチックごみ | AIM | ネットゼロエミッション | 日本・タイ環境政策対話 | タイ王国 |
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