大阪府は、ソーシャルメディア(SNS)のマーケティング等を手掛ける(株)FunMake(本社:大阪市北区)と環境関連分野に関して事業連携協定を締結した。FunMakeでは、ユーチューバーをはじめとしたインフルエンサーのマネジメントやソーシャルメディア・マーケティングによる企業や自治体の課題解決に向けたソリューションを提供しており、京都大学と共同研究を行うなど、情報発信分野の知見を活かした企業活動を展開している。一方、大阪府は、令和3年3月に「大阪府地球温暖化対策実行計画」や「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」実行計画を策定し、住民、事業者、NPO等の団体、周辺自治体など幅広い関係者とのパートナーシップのもと、気候変動対策や海洋プラスチックごみ削減の取組みを推進している。両者は、この協定に基づき、気候変動対策や海洋プラスチックごみ削減をはじめとする環境関連分野における府民意識改革や行動促進並びに農林水産業との統合的向上に向けた取組みについて、相互に密接な連携を図る。今後、脱炭素社会や「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現などに貢献していくという。