環境省は、「第5回グリーンファイナンスに関する検討会」を開催すると発表した(開催日:令和4年10月3日~、年内に3回開催予定)。同省では、我が国のサステナブルファイナンス市場をさらに更に健全かつ適切に拡大していくため、2021年12月に「グリーンファイナンスに関する検討会」を設置し、グリーンボンド等の各種ガイドラインの見直し等の検討を行い、2022年7月に「グリーンボンド及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版」、「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版」を公表している。2050年カーボンニュートラルのため、今後10年で、官民協調で150兆円の投資が必要とされ、世界のESG資金や、個人金融資産、企業の内部資金を脱炭素投資につなげるため、グリーンファイナンスの機能の強化、充実が必要となっている。内外からの投融資を呼び込むため、有価証券報告書など開示の取組は進んでいる一方で、開示内容の信頼性や比較可能性の確保については、開示主体によって手探りの状況にあるといった「資金調達者自身の戦略に関する開示の促進」に関する課題がある。こうした状況を踏まえ、グリーンファイナンス市場を更に健全かつ適切に拡大していくため、課題と今後の取組の方向性を議論することを目的として、第5回グリーンファイナンスに関する検討会を開催するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | ガイドライン | カーボンニュートラル | グリーンファイナンス | ESG投資 | グリーンローン | サステナビリティ・リンク・ローン | サステナブルファイナンス市場 | グリーンボンド及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン | 脱炭素投資 |
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