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 内航海運の省エネ化に向けて1件の実証事業を採択 経産省と国交省

発表日:2022.10.05


  経済産業省と国土交通省は、令和4年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業(標準的省エネルギー船舶開発調査))」の2次公募を実施し、外部有識者からなる審査委員会の審査を経て、新たに1件の事業を採択した。同事業は、内航海運の省エネルギー化を推進するため、連携型エネルギー船舶の標準的な船型の開発を実施する事業者に対し、事業実施に必要な開発調査費を補助するもの(補助率:定額)。今回採択された事業は「既就航船、液化化学薬品ばら積船による最適航海計画支援・実績航海評価システムの活用、および省エネ付加物・プロペラによる省エネ実証事業(事業者名:三菱ケミカル物流(株))」。既存船への適用技術開発を行い、こうした技術の導入を支援することで、輸送全体の省エネ化がより一層促進されることが期待される。同事業の実証結果は、省エネ・省CO2排出技術の効果を「見える化」する内航船省エネルギー格付制度の活用等により周知を図り、内航海運の更なる省エネ化を促進していくという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省 経済産業省
分野 環境総合
キーワード 補助金 | 内航海運 | IoT | AI | 省エネルギー化 | AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金 | 省エネルギー船舶開発調査 | 既就航船 | ばら積船 | 三菱ケミカル物流
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