東京都は、建築物の脱炭素化に向けた東京都とクアラルンプール市の都市間連携がC40アワード(C40 Cities Bloomberg Philanthropies Awards)を受賞したと発表した。C40アワードは、気候変動対策をリードする都市への世界の認識を高めるため、C40が2013年から数年に一度実施している世界的な賞。2022年は「行動で団結(United in Action)」をテーマに、1)交通・建築物・エネルギー・廃棄物等の重要分野における行動の加速、2)大気、3)気候レジリエンス、4)イノベーション、5)気候ムーブメントの5つの部門で、優れた取組が各2つずつ選定された。受賞結果は、令和4年10月19日からアルゼンチン国ブエノスアイレス市で開催中のC40世界首長サミットで発表され、都とクアラルンプール市が連携して行っている取組が、気候ムーブメント部門でアワードを受賞した。都の受賞は、2013年にキャップ&トレード制度で受賞して以来、2度目となるという。