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 KDDI・富田林市など、人流ビッグデータを活用した実証で連携

発表日:2022.11.17


  大阪府富田林市(=とんだばやしし)、KDDI(株)および(株)GEOTRA(KDDIと三井物産のジョイントベンチャー)は、2022年11月1日に、人流ビッグデータを活用した移動動態分析実証実験に係る事業連携協定を締結した。大阪府をはじめとする府内43市町村や企業、大学、シビックテックなどで設立した「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」では、市町村が抱える地域DXや集客などの社会課題解決に向け、ICTを活用したサービスの実証・実装に取り組んでいる。この協定は、「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」の取り組みとして、富田林市の人流分析・未来予測により、地域住民と観光客との最適な交流を生む、生活一体型の観光地を目指すもの。富田林市は江戸時代から400年続く歴史のある寺内町などの観光資源を有する街で、2020年から5カ年計画の観光ビジョンを掲げている。しかし、新型コロナウイルス感染症の広がりによる観光客の減少・外出自粛などの影響で、観光客の行動変容を示す具体的根拠等を示せず、有効な検証を進めることができずにいた。今回、人流ビッグデータを活用した移動動態分析の実証実験を行い、富田林寺内町の観光客の流入・流出などの行動変容を可視化し、富田林市の観光ビジョンの変更・策定への活用を目指すという。

情報源 富田林市 新着情報
KDDI(株) ニュースリリース
機関 富田林市 KDDI(株) (株)GEOTRA
分野 環境総合
キーワード ICT | スマートシティ | KDDI | 観光客 | 富田林市 | GEOTRA | ジョイントベンチャー | 人流ビッグデータ | 移動動態分析 | 地域DX
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