環境省は、令和4年度グリーンファイナンスモデル事例創出事業に係るモデル事例の選定結果を公表した。同省では、気候変動対策や自然資本の劣化の防止に資する企業等の事業活動への民間資金を導入するための有効なツールの一つであるサステナビリティ・リンク・ローン、サステナビリティ・リンク・ボンド等を国内で更に普及させることを目的とし、令和4年7月に、「グリーンボンド及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版」を策定・公表、また、令和2年7月に「インパクトファイナンスの基本的考え方」、令和3年3月に「グリーンから始めるインパクト評価ガイド」を策定・公表した。このガイドラインに係る適合性確認業務については、(株)日本格付研究所が履行するとしている。今回、同事業のモデル事例として、厳正な審査の結果、京都府が運営を予定しているサステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークを選定した。現在、同事例について、同省及び請負事業者が各種原則・ガイドライン適合性の確認を行っており、確認結果については、改めて公表するとしている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
〔参考〕(2022年度)グリーンファイナンスモデル事例創出事業(PDF) |
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 京都府 | 自然資本 | グリーンファイナンス | 気候変動対策 | 日本格付研究所 | サステナビリティ・リンク・ローン | サステナビリティ・リンク・ボンド | インパクトファイナンス | サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワーク |
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