環境省は、令和3年度グリーンファイナンスモデル事例創出事業に係るモデル事例の選定結果を公表した。同省では、地球温暖化対策や自然資本の劣化の防止に資する企業等の事業活動への民間資金を導入するための有効なツールの1つである「サステナビリティ・リンク・ローン等」を国内で更に普及させることを目的とし、令和2年3月に「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2020年版」また、令和2年7月に「インパクトファイナンスに関する基本的考え方」、令和3年3月に「グリーンから始めるインパクト評価ガイド」を策定・公表していた。同事業は、特に環境面においてモデル性を有すると考えられるものであり、各種ガイドラインに適合するグリーンファイナンスについて情報発信等を行う事業である。同事業に係るガイドライン適合性確認業務については、(株)格付投資情報センターと(株)グリーン・パシフィックが履行する。今回、厳正な審査の結果、Zエナジー(株)が運営を予定している再生エネルギーファンドによるインパクトファイナンスを選定した。本事例におけるフレームワークについて、同省及び請負事業者がガイドライン適合性の確認を行っており、確認結果については、改めて公表するとしている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
〔参考〕(2021年度)グリーンファイナンスモデル事例創出事業(PDF) |
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 地球温暖化 | 環境省 | 自然資本 | グリーンファイナンス | サステナビリティ・リンク・ローン | インパクトファイナンス | 格付投資情報センター | グリーンファイナンスモデル事例創出事業 | 再生エネルギーファンド | Zエナジー |
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