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 「西表島エコツーリズム推進全体構想」を認定 環境省

発表日:2022.12.06


  環境省は、「西表島エコツーリズム推進全体構想」の認定を行ったと発表した(認定日:令和4年12月7日)。エコツーリズム推進法(平成19年法律第105号)第6条第1項に基づき、沖縄県竹富町から主務大臣(環境大臣、国土交通大臣、文部科学大臣及び農林水産大臣)宛てにエコツーリズム推進全体構想の認定に係る申請書の提出があり、これを受け、審査を行い、同報第6条第2項各号の基準に適合すると認め、これを認定した。沖縄県竹富町の示した「西表島エコツーリズム推進全体構想」では、西表島の自然を損なうことなく持続的に利用し、将来にわたって自然からの恵みを得るため、西表島及びその周辺海域を3つ利用区分にゾーニングを行うとのこと。自然体験型の利用が一定以上ある箇所を自然体験ゾーンとし、利用ルールや立入り制限を設け、竹富町観光案内人条例との連携等により実効性を担保する。さらに、世界自然遺産内は保護ゾーンとして、無秩序な利用を抑制するなどの、ゾーニングによる観光利用と、一般利用者向けのルール及びマナー、配慮事項として26項目を設定する。自然観光資源の利用者数や自然環境の状況等については、モニタリングにより、専門家の評価による、ルールの見直しや保全事業等の対策を実施するとしている。今回の認定により、全国の全体構想の認定数は計22件となった。

情報源 環境省 報道発表資料
西表島エコツーリズム推進全体構想について(PDF)
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード モニタリング | 沖縄県 | 竹富町 | エコツーリズム推進法 | 西表島 | ゾーニング | 西表島エコツーリズム推進全体構想 | 利用ルール | 立入り制限
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