環境省は、モニタリングサイト1000の一環として実施しているサンゴ礁調査について、平成29年度の調査結果(速報)を公表した。同調査では、全国に24のモニタリングサイトを設置し、平成16年度から毎年モニタリングを行っている。平成29年度は、トカラ列島の小宝島周辺および大東諸島(遠隔地のため5年に1度調査)を除く計22サイトで、調査を実施した。その結果、平均サンゴ被度は昨年度と同程度であり、10ポイント以上増減した調査サイトは無かった。なお、石西礁湖及び西表島と周辺離島では、昨年度に引き続き、夏季の高水温が主な要因と考えられる白化現象により80%以上の高い白化率を示した。平成29年度年次報告書は、平成30年3月までに取りまとめて公表する予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | サンゴ礁 | 白化 | モニタリングサイト1000 | 石垣島 | 西表島 | 石西礁湖 |
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