環境省は、モニタリングサイト1000サンゴ礁調査の一環として実施した補足調査結果(速報)を公表した。同補足調査は、平成28年度のサンゴの大規模白化現象の被害状況を適切に把握することが重要であることから、夏季の海水温上昇が予想される時期前の状況を確認するため、宮古島から石垣島、西表島周辺の海域(43地点)において実施したもの(調査期間:平成29年6月28日~7月8日)。スポットチェック法(15分間遊泳観察法)により調査した結果、石垣島周辺の海域では、平均サンゴ被度が10ポイント以上減少したことが確認された。また、宮古島及び西表島周辺の海域においては、全調査地点でサンゴの白化現象が確認されたが、石垣島周辺の海域では、サンゴの白化現象が確認されなかった。今後、サンゴ礁調査を実施し、12月頃を目途に結果を公表する予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | サンゴ礁 | 白化 | 宮古島 | モニタリングサイト1000 | 石垣島 | 西表島 |
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