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 ゼロエミッション東京の実現に向けた技術開発支援事業

発表日:2023.01.11


  東京都は、令和4年度「ゼロエミッション東京の実現に向けた技術開発支援事業」の採択企業を決定した(公募期間:令和4年5月30日~9月30日)。都では、ゼロエミッション東京を実現するため、資金及び販路・人材・ブランド等を持つ事業会社等とのオープンイノベーションプロジェクトにより、都内に集積するエネルギー・環境系の企業が有する課題を解決へと導き、その企業が取り組むゼロエミッションに向けた技術開発の加速化を支援する「ゼロエミッション東京の実現に向けた技術開発支援事業」を実施している。今回、15件の応募の中から、令和4年度の採択企業2社を決定した。今回採択された事業は、「次世代型ECO発電ガラスの開発」(inQs(株))と「中古車載電池をリユースした大規模蓄電システムの開発」(NExT-e Solutions(株))。inQs社は「次世代型ECO発電ガラス」と言える「光発電ガラス」の開発により、創エネと省エネを同時に満たす次世代の発電デバイスの実現を目指す。発電と遮熱性能を向上させたモジュール化と安定性能を実現し、ガラス窓や壁面、熱に弱いシリコン太陽電池のトップ面等に後付けで装着可能なシステムにより、ゼロエミッション東京の実現を叶えることが期待される。また、NExT-e Solutions社は、再生可能エネルギーの導入量拡大に伴い電力系統の効率的な利用実現のため、2030年以降大量に寿命を迎えるEVの中古車載電池をリユースし、大規模な蓄電システム(MW規模)を構築する技術開発を行うという。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 東京都
分野 環境総合
キーワード リユース | 東京都 | EV | 蓄電システム | ゼロエミッション東京 | オープンイノベーションプロジェクト | 次世代型ECO発電ガラス | inQs | 中古車載電池リユース | NExT-e Solutions
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