環境省は行動経済学会との連携による「ベストナッジ賞」コンテスト2022の選定結果を発表した(募集期間:令和4年7月4日~9月30日)。同省では、産学政官民連携・関係府省等連携のオールジャパンの体制による日本版ナッジ・ユニットBEST(Behavioral Sciences Team)の事務局として、ナッジ(英語nudge:そっと後押しする)やブースト(英語boost:ぐっと後押しする)を含む行動科学の知見に基づく取組が早期に社会実装され、自立的に普及することを推進している。今回、有識者による審査の後、行動経済学会第16回大会でプレゼンテーション審査を実施した結果、「ナッジを用いた看板を設置し、違法停車時間について効果を検証した、タクシー駐停車マナー改善ナッジ((株)NTTデータ経営研究所)」、「デジタルサイネージを用いて通行者の歩きスマホの状況に変化を検証した、歩きスマホを防止するナッジ(三菱電機(株))」、「ポスターを作成して可燃ごみ処理費を損失として住民に開示し分別行動を促した、可燃ごみ処理費の開示による資源循環促進(NECソリューションイノベータ(株))」、「学校の駐輪場において、4種類のナッジを設計し、自転車の整列の改善度合いを検証した、駐輪場の自転車の並びの改善へのナッジの活用(広島大学附属高等学校)」の4件をベストナッジ賞(環境大臣賞)として選定した。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 三菱電機 | 可燃ごみ | NTTデータ経営研究所 | ナッジ | デジタルサイネージ | ブースト | NECソリューションイノベータ | ベストナッジ賞 | 行動経済学会 | 広島大学附属高等学校 |
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