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 トランジション・ファイナンス「自動車分野」ロードマップ

発表日:2023.03.30


  経済産業省は、トランジション・ファイナンスの推進を目指し、脱炭素への移行に向けた分野別の技術ロードマップを策定しており、今回、自動車分野についてとりまとめ公表した。同省は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー等の既に脱炭素の水準にある取組に加えて、CO2排出削減が困難な産業(Hard-to-Abate産業)が着実に脱炭素化に向かうトランジションの取組に資金供給することが重要と捉え、環境省・金融庁と共同で「クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針」を策定した。これまでに、鉄鋼、化学、電力、ガス、石油、セメント、紙・パルプのロードマップを公表しており、今回新たに、自動車分野のロードマップを取りまとめた。同ロードマップは、自動車製造等の事業活動に伴う直接・間接排出(Scope1、2)よりも、事業活動に関係する他者の排出(Scope3)、つまり、自動車ユーザーによる車両走行時の排出割合が突出して多いため、製品製造やエネルギー源製造・供給における排出削減だけではなく、自動車の使い方に変化をもたらす対策を含めたロードマップとなっている。

情報源 経済産業省 報道発表資料
機関 経済産業省
分野 地球環境
環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | ロードマップ | カーボンニュートラル | Scope3 | クライメート・トランジション・ファイナンス | トランジション・ファイナンス | 自動車分野 | Hard-to-Abate産業 | Scope1
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