環境省は、国内における海洋ごみ対策の一層の推進を図ることを目的とし、自治体と企業等が連携した海洋ごみの回収・発生抑制対策等のモデル事業を実施する自治体を募集する(令和5年度ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業)。海洋ごみ対策は、美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境と海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(平成21年法律第82号)等に基づき、回収・処理をはじめ各種対策が進められている。今後より一層対策を進めていくためには、企業等の持つ先進的な技術や創意工夫を生かすことが重要であるため、自治体と企業等が連携した海洋ごみ対策を支援するもの。同事業は、自治体と企業等の連携による海洋ごみ対策に対して、知見を持つ有識者の派遣と、1件当たり合計1,500千円を上限とした取組支援を通じ、事業プランの作成、連携体制の構築、効果・課題の検証等のサポートを行うという。