横浜市は、東京ガス(株)、鹿島建設(株)、日本コンクリート工業(株)(以下「日コン」)と共に、都市ガス機器利用時の排気に含まれる低濃度CO2を吸収・固定化して製造したカーボンネガティブコンクリートを、横浜市内の小学校に設置した太陽光発電設備の基礎ブロックの一部として導入する。今回の導入は、東京ガスが受託した横浜市の「市有施設への再生可能エネルギー等導入事業」において実施。カーボンネガティブコンクリートの実用化は日本初。日コンにおいて無筋プレキャストコンクリートの基礎ブロックを成形し、東京ガスの施設において都市ガス機器利用時の排気の熱、湿分を適切にコントロールして排気中のCO2をコンクリートに吸収・固定化させている。セメント使用量の低減も合わせると、一般的なコンクリートで製造した基礎ブロックのCO2排出量と比べて、製品1平方メートルあたりのCO2排出量を298kg削減し、-27kgのカーボンネガティブを実現する。横浜市は2050年のZero Carbon Yokohamaの達成に向け、脱炭素化に資する先進技術の導入について積極的に取り組んでいくという。
情報源 |
横浜市 記者発表資料
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機関 | 横浜市 東京ガス(株) 鹿島建設(株) 日本コンクリート工業(株) |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | コンクリート | 東京ガス | 鹿島建設 | 横浜市 | セメント | 脱炭素化 | プレキャストコンクリート | カーボンネガティブコンクリート | 環境配慮型コンクリート | 日本コンクリート工業 |
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