東京ガス(株)は、「横浜市スマートシティプロジェクト」の一環として実施している「集合住宅版スマートハウス実証試験」において、大幅な受電電力削減を実現したと発表した。同実証試験は、同社の社宅として、横浜市磯子区に建設した集合住宅(24戸)で、2012年4月から一次エネルギーを削減する取組を行い、省エネルギー化を目指すもの。2012年度は住棟全体の省エネを評価していたが、2013年度からは家庭用エネルギー管理システム(HEMS)導入による各戸の省エネ効果の評価および電力ピーク時のディマンドリスポンス(DR)による節電効果の検証を行った。具体的には、夏季(7~9月)および冬季(1月)の電力ピーク時に、「地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)」からのDR発令を受けた際に、統合制御システムが家庭用燃料電池「エネファーム」などの制御を実施するとともに、HEMSにより居住者へ節電要請を実施。その結果、2013年度の電力ピーク時の受電電力は、夏季58%、冬季49%と大幅な削減を実現したという。
情報源 |
東京ガス(株) プレスリリース
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機関 | 東京ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | HEMS | 省エネルギー | 実証 | 東京ガス | 電力 | スマートハウス | 横浜市 | 節電 | CEMS | エネルギー管理システム |
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