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 令和5年度ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業、京都と広島で実施

発表日:2023.05.25


  環境省は、令和5年度ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業の実施自治体を決定した。同省は、国内の海洋ごみ対策の一層の推進を図ることを目的に、自治体と企業等が連携した海洋ごみの回収・発生抑制対策等を実効性の高い持続可能な取組とするため、モデル事業を実施する自治体を支援している。海洋ごみ対策は、美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境並びに海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(平成21年法律第82号)等に基づき、回収・処理を始め各種対策が進められている。今回、京都府、広島県の2自治体に決定した。京都府は、ペットボトルの回収を進め、海洋中への流出を未然に防ぎ、廃棄されるペットボトルを「西陣の織物」にアップサイクルする仕組みの構築を目指す。広島県は、海岸清掃やデジタル技術を活用した海流シュミレーション分析、海洋ごみ回収ボックスのデザインコンテストのなどの活動を通して、海洋ごみ 削減に向けた自発性や当事者意識を醸成することで、“広島の海へのファンづくり”を行う。今後、これらにより得られた成果・知見等を踏まえ、全国の各地域へ横展開を図るという。

情報源 環境省 報道発表資料
〔参考〕令和5年度ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業実施自治体(PDF)
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ペットボトル | モデル事業 | 京都府 | 広島県 | 海洋ごみ対策 | アップサイクル | ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン | 海流シュミレーション分析 | 西陣織
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