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 FANCLとキリン、PETボトルキャップを化粧品容器に再利用

発表日:2020.11.04


  (株)ファンケルとキリンホールディングス(株)は、「PETボトル生産時の排出キャップ」を化粧品容器として再利用する取組を開始する。両社は2019年の資本業務提携を契機にさまざまな共同開発を進めており、今回、キリンビバレッジ(株)のペットボトル飲料のキャップを、再生樹脂に加工し、ファンケルのグループ会社である(株)アテニアの化粧品容器の一部に使用する。キリンビバレッジは、選別回収したPETボトルのキャップの印刷を、専用機器で除去し、粉砕・溶解・混合によりペレット状にする。ペレットには色素を加え、再生樹脂とし、成型し、アテニア製品のスパウト部(吐出口)に使用する。この取組により、キリンビバレッジは、PETボトルのキャップの約3~4割を再利用することができる。一方、アテニアは、従来製品に使用していた新規プラスチック量の約40%を削減することができるという。

情報源 (株)ファンケル ニュースリリース(PDF)
キリンホールディングス(株) プレスリリース(PDF)
機関 (株)ファンケル キリンホールディングス(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ペットボトル | アップサイクル | 再生樹脂 | ファンケル | キリンホールディングス | キリンビバレッジ | アテニア | 化粧品容器 | ペレット状
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