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 伊藤園、むぎ茶殻を配合したサスティナブルなパレットを開発

発表日:2021.05.31


  (株)伊藤園は、日本プラパレット(株)と共同で、むぎ茶殻を配合した輸送用軽量パレットを開発した。同社は2018年10月に、むぎ茶殻を含水状態のまま常温保存し、工業製品に配合する技術を確立している。パレット1枚につき600mlペットボトル約10本分の飲料製造に使用するむぎ茶殻を使用している。重量は約15 kgとなり、従来品に比べて約7 kg軽くなっていることから、積み下ろしの負担軽減や積載効率の向上をはじめ、物流業界が抱えるさまざまな課題の解決に資すると同社は考えている。また、軽量化に伴い、ポリプロピレンの使用量削減により約1,040 t-CO2(10万枚製造時)、輸送燃費の向上等により年間約631 t-CO2(同社が使用するトラック全車両使用時)のCO2削減効果が発現すると見積もっている。グループ環境方針に基づく茶殻リサイクル・アップサイクル製品づくりの一環として、軽量パレットの特長を活かした製造・販売等の事業化を検討していくという。

情報源 (株)伊藤園 ニュースリリース
機関 (株)伊藤園 日本プラパレット(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード 軽量化 | ペットボトル | ポリプロピレン | CO2削減効果 | 環境方針 | アップサイクル | 負担軽減 | 積載効率 | 物流業界 | 輸送燃費の向上
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