国内ニュース


 環境省とインドネシアの包括環境協力パッケージ 合同委員会で意見交換

発表日:2023.08.24


  環境省は、インドネシア共和国海洋・投資調整府との包括環境協力パッケージに基づく合同委員会の開催結果を公表した(開催日:令和5年7月18日、於:ジャカルタ)。合同委員会では、廃棄物管理、海洋プラスチックごみ管理、マングローブ管理及び気候変動等に関して協力活動の進捗報告を行い、今後の継続的な協力について確認が行われた。廃棄物管理について、インドネシア共和国側から、廃棄物発電や廃棄物固形燃料等廃棄物のエネルギー利用の動向等が報告された。日本からは、G7広島サミットで承認された「循環経済及び資源効率性原則」を紹介した。また、海洋プラスチック汚染について、海洋プラスチックごみモニタリング協力とプラスチック汚染に関する条約の策定に向けて議論を続けていくことで一致した。マングローブ管理では、海洋ごみ回収パイロットプロジェクトと、国家マングローブ林再生プロジェクトの進捗状況が紹介された。2023年が日ASEAN友好協力50周年の節目であることから、8月に開催される日ASEAN閣僚級環境気候変動対話および日ASEAN環境ウィークへの協力を日本側が呼びかけ、インドネシア側から賛同が得られたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード インドネシア | 資源効率 | マングローブ | 循環経済 | 廃棄物管理 | 海洋プラスチック | 海洋プラスチックごみ | ジャカルタ | 包括環境協力パッケージ | 日ASEAN環境ウィークへ
関連ニュース

関連する環境技術