(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、インドネシアにおける「圧縮天然ガス(CNG)車」普及環境の整備に関する取組の進捗状況などを紹介した。2017年12月、NEDOとインドネシアのエネルギー鉱物資源省石油ガス総局は、日本のCNG関連技術の導入を通じて、同国でCNG車が持続的に普及する環境づくりを行うことについて合意文書を取り交わしており、委託先(トヨタ自動車(株)ほか4法人からなるコンソーシアム)はインドネシア国有石油会社と実証事業の推進に関する協定を締結している。2019年度に入ってから、NEDOは同国にCNG乗用車10台とCNG貨物車18台を導入し、現地企業・関係者によるモニター運転を通じて運行基礎データの取得を始めたが、CNGの給ガスはジャカルタ市内の既存施設を利用していた。今回、ジャカルタ近郊の工業団地内にCNG貨物車向けの充填所を新たに整備し、実使用環境下で稼働させることで、実証事業を本格化する。2020年4月にジャカルタ首都圏2カ所の既存給油所にCNG充填所を併設し、運用実証を約1年間行い、CNGの品質、給ガス設備の安全性と保全性を確認するという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 トヨタ自動車(株) (一財)日本自動車研究所 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | NEDO | トヨタ自動車 | インドネシア | 安全性 | CNG | ジャカルタ | 圧縮天然ガス車 | 充填所 | 運用実証 | 保全性 |
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