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 大気中のアスベスト濃度、目安超えは2解体現場

発表日:2024.03.22


  環境省は令和5年度アスベスト大気濃度調査の結果を公表した。本調査は、平成17年12月27日付け「アスベスト問題に係る総合対策」(「アスベスト問題に関する関係閣僚による会合」決定)に基づいて毎年度実施されているもの。令和5年度は、全国38 地点で「アスベストモニタリングマニュアル(第4.2版)」(令和4年3月 環境省水・大気環境局大気環境課)に基づく試料の採取・分析が行われた。その結果、飛散・漏えい確認の目安とされる濃度(石綿及びその他繊維を含む総繊維数濃度:1本/L)を超過したのは84試料中16試料、石綿のみの繊維数濃度が1本/Lを超過したのは2試料であることが分かった。当該2試料の目安超過は測定装置の不具合や解体現場の運用上の問題に起因すると考えられ、既に関係道・県に対する指導等を行っているという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 環境省 | 北海道 | 秋田県 | 総繊維数濃度 | アスベスト大気濃度調査 | ファイバーモニター | 負圧隔離養生 | セキュリティゾーン
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