環境省は、平成22年度環境技術実証事業の一環として、「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野 実証試験要領」(第3版)を策定し、実証運営機関である(財)日本環境衛生センターが、実証機関の公募を開始したと発表した(応募受付期間:平成22年5月14日(金)~5月28日(木)17時必着)。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証して情報公開することにより、技術の普及を目指すもの。今回、実証対象となる技術は、小規模事業場(日排水量50m3 未満を想定)である厨房・食堂、食品工場等からの有機性排水を適正に処理する排水処理技術(装置、プラント等)となっている。