環境省は、平成22年度環境技術実証事業 小規模事業場向け有機性排水処理技術分野において、実証機関である(社)埼玉県環境検査研究協会が作成した実証試験結果報告書を承認した。また、同報告書に記載された各実証対象技術に対し、実証番号及び個別ロゴマークを交付した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証して情報公開することにより、技術の普及を目指すもの。今回実証試験を行った各実証対象技術は、食品加工工場(鶏ガラ処理工程)及び学生食堂から排出される排水を処理するシステム。今回の実証試験により、これら施設内の排水を処理する性能等について確認された。