九電みらいエナジーは、鹿児島県霧島市の烏帽子岳北東部に国内最大規模の地熱バイナリー発電所「霧島バイナリー発電所」の建設を決定した。このプロジェクトは九電グループの地熱事業を同社に統合して以降初の事業化案件で、同社としては9か所目の地熱発電所となる。この発電所は、1998年に九州電力が地熱資源の存在を確認し、霧島市から発電設備設置の同意を受けて以来長らく準備が進められてきたもので、発電所の営業運転開始を2026年度末に予定している。霧島バイナリー発電所は地熱バイナリーサイクル発電方式を採用、発電出力は4,990kW、年間送電電力量は約3,200万kWh、約10,600世帯の年間消費電力量に相当する。また、年間約15,000トンのCO2排出抑制効果が見込まれている。
情報源 |
九電みらいエナジー プレスリリース
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機関 | 九電みらいエナジー(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | カーボンマイナス | 九電みらいエナジー | CO2排出抑制 | 鹿児島県霧島市 | 霧島バイナリー発電所 | 地熱バイナリーサイクル発電方式 | 国内最大規模 | 地熱事業統合 | 2026年度末営業運転 |
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