環境省は、5月1日から9月30日までの期間、デコ活の一環として「クールビズ」を集中的に実施する。クールビズは2005(平成17年)に提唱され、「適切な室温管理とその室温に適した軽装」の代名詞として浸透・定着している。同省は、昨年度から2050年ネット・ゼロの実現に向けた国民運動「デコ活」の一環として、クールビズを位置づけ、関連施策との包括的な実施を呼びかけている。──今年度も引き続き、企業、自治体、団体等もデコ活の一環として、日々の気温やワークスタイルに応じてエアコンの温度を柔軟に設定し、快適で働きやすい軽装を推奨している。さらに、熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートの情報を活用し、熱中症予防にも努めることの重要性を強調し、暑熱対策がデコ活の一環であることを強調している。──クールビズは、適切な温度での空調使用と快適で働きやすい軽装により、柔軟な働き方を支援する省エネ・省CO2の取り組みである。同省は、断熱リフォームの促進やサステナブルファッションの推奨など、衣食住・職・移動・買物といった生活のあらゆる局面で国民の行動変容を促している。令和6年夏の平均気温は全国153の気象台等のうち80地点で歴代1位の高温となり、年々暑さが増している。クールビズの実践は健康への影響を軽減し、地球に優しいライフスタイルを推進する意義が一層高まることになるだろう。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | クールビズ | 脱炭素 | 行動変容 | 熱中症予防 | ライフスタイル転換 | 軽装 | サステナブルファッション | デコ活 | 2050年ネット・ゼロ | 室温管理 |
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