環境省は、外来種対策に取り組む地域の実情を考慮して「アライグマ防除の手引き」を改訂するとともに、有識者の意見等を踏まえて「オオクチバス等に係る防除の指針」の改定を行った。──アライグマは特定外来生物として指定されており、その高い侵略性により生態系や農林水産業に悪影響を及ぼしている。平成23年に作成された「アライグマ防除の手引き」は、今回の改訂で体制構築のあり方や具体的な防除方法を分かりやすく紹介する内容となった。地方公共団体や民間団体がこの手引きを活用することで、各地でのアライグマ対策が推進されることが期待されている。──一方、環境省と水産庁は、平成17年に作成された「オオクチバス等に係る防除の指針」を改定した。オオクチバス、コクチバス、ブルーギルは特定外来生物として指定されており、これらの防除事業を効果的・効率的に進めるための指針である。改定にあたっては、外来生物法の改正や最新の防除手法に関する知見を踏まえ、有識者による検討会で議論が進められた。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 外来種 | 生態系 | 環境省 | アライグマ | 防除 | 水産庁 | 侵略性 | 対策強化 | オオクチバス | 指針改定 |
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