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 (株)富士通ゼネラル、欧州向けに、低外気温での暖房性能を高めたヒートポンプ式温水暖房機の新機種を開発

発表日:2010.09.10


  (株)富士通ゼネラルは、欧州向けに、低外気温での暖房性能を高めたヒートポンプ式温水暖房機の新機種を開発し、2010年10月上旬より発売すると発表した。これまで欧州では、ガスや灯油を燃焼させて温水を作り出す温水暖房機が一般的であったが、近年、エネルギー変換効率が高く二酸化炭素を排出しないヒートポンプ式に注目が集まっている。しかし、従来のヒートポンプ式温水暖房機には、低外気温下で高い温水温度を保つことができず、暖房能力が低下するという課題があった。こうした中、今回の新機種は、「リニア制御インジェクション冷凍サイクル」により、外気温マイナス20℃の低外気温で60℃の温水を、さらにはマイナス25℃においても50℃の温水を作り出すことが可能となった。さらに、ヒートポンプ式温水暖房機の運転特性に合わせて冷凍サイクルを最適化する「ハイレスポンス制御」により省エネ性能を向上させ、業界トップクラスのCOP4.40を達成。これらにより、低外気温下における効率的な温水暖房を実現した。

情報源 (株)富士通ゼネラル ニュースリリース
機関 (株)富士通ゼネラル
分野 地球環境
キーワード ヒートポンプ | 省エネルギー | CO2 | 富士通ゼネラル | 欧州 | エネルギー効率 | 温水 | 暖房 | 外気温
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