スズキ(株)は、これまで開発を進めてきた電動スクーターの試作車が完成し、公道走行調査を開始すると発表した。この電動スクーターは、回生充電が可能な高性能インホイールモーターとリチウムイオン電池、充電器システムを搭載しながらも、ガソリンエンジン搭載車と同等の車両重量を実現。小型・軽量の電動スクーターならではの滑らかな加速と軽快な走りに加え、低騒音、低振動、排出ガスゼロの高い環境性能を実現している。充電は家庭用の100Vを使用し、1回の充電(約4時間)で約30kmの走行(30km/h定地走行時)が可能という。今回、2010年9月21日に第一種原付自転車の届出を行い、ナンバーを取得したことで公道走行が可能となった。今後、独自に行う公道走行調査に加え、静岡県浜松市を中心とする「はままつ次世代環境車社会実験協議会」が実施する走行実証実験にも参加し、様々な走行データをもとに製品化に向けた開発を進めるという。
情報源 |
スズキ(株) ニュースリリース
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機関 | スズキ(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | リチウムイオン電池 | スズキ | 排出ガス | 騒音 | 充電 | 公道 | 回生電力 | 振動 | 電動二輪車 | 電動スクーター |
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