環境省は、平成22年9月20日~21日、ドイツのベルリンで開催された「低炭素社会国際研究ネットワーク(LCS-RNet)」第2回年次会合の開催結果を公表した。同会合には、23ヶ国57研究機関及びEU、1国際機関と1国際連合組織から88名が出席し、我が国からは、環境省、(独)国立環境研究所及びLCS-RNet事務局である(財)地球環境戦略研究機関が出席。各国の低炭素社会関連研究に関する発表等を踏まえ、国・自治体・個人の各レベルにおける低炭素社会への転換をどのように促進すればよいのか、また転換を実現させるための科学の役割は何かについて議論がなされた。なお、今回の成果は、気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)サイドイベント及び来年度のG8環境大臣会合で報告される予定という。