環境省は、平成21年度大気汚染状況を公表した。これは、都道府県及び大気汚染防止法上の政令市における常時監視(全国1,961局)によるもので、測定局の内訳は、一般環境大気測定局(一般局)が1,527局、自動車排出ガス測定局(自排局)が434局となっている。測定の結果、二酸化窒素(NO2)の環境基準達成率は、一般局で100%、自排局では95.7%と前年度と比較して横ばいであった。また、浮遊粒子状物質(SPM)は、一般局で98.8%、自排局で99.5%と、前年度と比較して横ばいであった。一方、光化学オキシダント(Ox)は、一般局で0.1%、自排局で0%と、達成状況は依然として極めて低い水準であった。光化学オキシダント注意報等発令延べ日数は123日と、前年度(144日)より減少したが、山形県と鹿児島県で観測史上初めて各1日の発令があった。また、二酸化硫黄(SO2)は一般局で99.6%、自排局で100%、一酸化炭素(CO)は全ての測定局で環境基準を達成していた。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | SO2 | 大気汚染 | 環境省 | SPM | 自動車排出ガス | 光化学オキシダント | NO2 | 常時監視 | 一般局 | 自排局 |
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