環境省は、平成23年度環境技術実証事業「閉鎖性海域における水環境改善技術分野」の実証試験要領を策定した。また、同技術分野における実証機関として、(財)広島県環境保健協会及びNPO法人大阪湾沿岸域環境創造研究センターを選定するとともに、両機関において実証対象技術の公募を開始したと発表した(公募期間:平成23年4月11日(月)~4月28日(木)17時まで)。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証して情報公開することにより、技術の普及を目指すもの。今回公募する技術分野は、閉鎖性海域において水質及び底質を改善する技術及び生物生息環境の改善に資する海域に直接適用可能な技術となっている。