住友商事(株)と米国住友商事会社は、米国オレゴン州で、世界最大級となる発電容量845MWの風力発電事業に出資参画すると発表した。同事業は、米国GEグループ、伊藤忠商事グループ、米国Google社の3社と、米国大手発電開発・運営会社であるCaithness Energy社をパートナーとする共同事業。総事業費約20億ドルを投じ、約80平方キロメートルという広大な土地に、米GE製2.5MW風力タービン338基を擁し、2012年夏の完工時点において世界最大の風力発電所となる予定である。同社はこれまでに、米国テキサス州で120MWの風力発電所を運営しており、今回の風力発電事業は、同国内で2ヶ所目となる。なお、同社は、日本国内でも風力発電所2ヶ所(計36MW)を運営しているほか、急成長を続ける世界トップ市場である中国では、内蒙古自治区で50MWの風力発電所を運営している。